【第10弾】採用できる会社は、“空気が伝わる”会社だ|求人票では測れない、「ここで働きたい」の正体

目次

はじめに:「条件は悪くないのに、人が来ない」って言ってません?

給与は相場より少し上

土日休み、有休あり、福利厚生もそれなり

オフィスもキレイ、事業も安定

…それでも、「全然応募が来ない」
もしくは、「来た人が定着しない」

これ、よくあるんです。

でも実はこれ、“数字で測れない部分”が伝わってないだけなんですよ。

SNS時代の採用で、最強の要素はこれ。

「空気感」

どんな人が働いてるのか

どんな雰囲気なのか

厳しいの?優しいの?

なんとなく“自分に合いそう”か?

これを、投稿・ストーリー・リール・DMの一つひとつから滲ませていくのが、
採用ブランディングの最前線。

求職者は「働きやすさ」を、空気で判断してる

「ここで働きたい」って思う瞬間は、数字じゃありません。

社員同士の会話がラフで楽しそう

お昼にコンビニスイーツ買い合ってる様子

上司が「お疲れ」って自然に声かけてるシーン

これって、求人票じゃ絶対に伝わらない。
でも、ストーリーズやリールなら、秒で伝わる。

いまの求職者は、「働く条件」より「働く風景」を求めてる。

空気が“伝わる”アカウントが持つ共通点

1.投稿が自然体で「企業感」がない

宣材写真じゃなく、スマホのオフショット

ビジネス用語ゼロ。語尾に絵文字ついてる

社員のセリフがそのまま使われてる

→ これだけで「この会社、話しかけやすそう」が伝わる

2.働く人の“らしさ”が出ている

自己紹介に趣味が書いてある

失敗談や愚痴も出てくる

「この前、昼休みに公園でサボりましたw」みたいな投稿

→ 人柄が伝わると、“働くイメージ”が一気に浮かぶ

3.過剰にキラキラしてない

かっこよすぎる動画なし

意識高い系ワードなし

「社長メッセージ」は1割以下

→ 大事なのは、“そのまま感”

「見てて落ち着くアカウント」が、実は一番強い。

「この人たちと働きたい」で決まる時代

これ、忘れがちなんですが、
人って、“会社”に入りたいんじゃなくて、“人のいる場所”に行きたいんです。

たとえば👇

給料はちょっと低いけど、雰囲気が最高
自由じゃないけど、ちゃんと面倒見てくれる人がいる
効率は悪いけど、誰かが必ず「ありがとう」って言ってくれる

これが、「ここで働きたい」の正体。

だからSNS発信で最も大切なのは、
会社の“雰囲気そのもの”を、投稿1つ1つに乗せていくこと。

採用できる会社のゴールは「求人を出さなくても人が来る」状態

ここまでSNS採用を10本分深掘りしてきて、
一つの真実にたどり着きます。

“採用できる会社”って、実はこんな会社👇


普段から社内の様子を発信している

フォロワーが「いつか働きたい」と思ってくれてる

DMで「気になってます」って連絡が入ってくる

つまり、“求人票を出す前に、採用が始まってる会社”なんです。

この状態を作れれば、採用活動はぐっとラクになる。
それどころか、「会社そのものの信頼」が上がる。

まとめ:SNS採用の本質は、「空気を届けること」

・条件はあとから伝えればいい
・スキルは入社後でも育てられる
・でも、「この会社、なんかいいな」は一発で決まる


だから、SNSで発信する内容は、こうあるべきです

スペックではなく、ストーリー

成果ではなく、日常

理念ではなく、人の言葉

人は、人に惹かれる。
そして「空気が伝わる会社」には、人が集まる。

これが、いまの採用のリアルであり、SNS時代の採用戦略の本質です。

最後に:このシリーズを活かすあなたへ

ここまで10本、全部読んでくれたなら──
あなたの会社は、もう「採用に悩むだけの会社」じゃありません。

今すぐ始めなくていい。
でも、始める決断ができるかどうかで、半年後の景色は変わります。

・スマホひとつ
・日常の写真ひとつ
・素直な言葉ひとつ

それだけで、“採用が変わるきっかけ”は作れます。

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