はじめに:SNS投稿で「いい会社ですね」止まり、もったいなさすぎる
「Instagram見ました!雰囲気よさそうですね😊」
……で終わってるアカウント、多すぎ。
せっかく会社の雰囲気が伝わってて、フォロワーもいて、いい反応もある。
なのに――応募につながってない。
この“最後の壁”を壊すのが、今回のテーマ。
結論から言います👇
SNSから応募を生むには、「感情を乗せた導線」が必要。
✔ なんとなく「いいかも」が
✔ 「ちょっと聞いてみたい」に変わり
✔ 最終的に「応募しよう」に育つ
この流れを意識的に作る設計図=導線です。

SNSは“応募させる”場所ではなく、“話しかけやすくする”場所
求職者の本音、こんな感じ👇
「応募するほどじゃないけど、気になってる」
「応募ってなると、なんか身構える」
「条件見たいけど、応募フォームに飛ぶと怖い」
この“未満層”をいかに拾うかが、SNS採用成功の分かれ道。
だからSNSでは、「応募して」じゃなく👇
「まずはDMで話だけ聞きませんか?」
「見学だけでもOKですよ〜」
「雑談レベルでも大歓迎!」
この“圧のない導線”がめちゃくちゃ効く。

「問い合わせやすさ」が命。アカウント設計でやるべきこと
プロフィール欄:反応されるかはここで決まる
悪い例👇
○○株式会社
採用アカウントです。
詳細はURLをご確認ください。→ 無機質すぎる。信用ゼロ。
良い例👇
🏠 地域密着・○○市の工務店です
🌱 未経験・女性スタッフも活躍中
📩 DM / LINEで気軽に相談OK!
🔗 募集要項はコチラから
→ 「話しかけていい空気」が出てるかどうかがすべて。
ハイライトを“応募の動線”にする
作るべきハイライト👇
・会社紹介(社内風景・代表メッセージ)
・スタッフ紹介(人柄が伝わる)
・募集要項(簡潔に)
・よくある質問(休み、未経験でもOKか等)
・応募の流れ(相談 → 面談 → 見学)
・応募はこちら(LinktreeやIndeed直リンク)
ハイライトは“動線の着地ポイント”。ここを整えてないと、どれだけいい投稿してても応募にはつながらない。

SNSとIndeedを“つなぐ”4つの導線設計
① プロフィールリンクにLinktreeなどを使う
Linktree / lit.link / Carrdなどを使って👇
「話を聞くだけ」ボタン(LINE / DMリンク)
「詳しい募集要項はこちら」(Indeedや採用LP)
「会社の雰囲気はこちら」(動画やブログ)
→ 求職者が“どこをクリックすればいいか”迷わない構造を作る。
② ストーリーズから直接誘導する
「未経験OKの事務職、まだ募集中です📋」
「気になる方、まずはDMで質問ください!」
「詳細はプロフィールのリンクから見れます🔗」
→ 1ストーリー = 1アクションを設計する。
ストーリーズは“導線強化パーツ”。
アーカイブにも残すことで、いつでも見られる状態をキープ。
③ リールで「仕事の裏側+誘導」をセットで
例👇
「営業マンのリアルな1日を追ってみた」→オチに
「興味持った方、話だけでも聞いてください😊」
「プロフィールのリンクから詳細チェックできます📎」
→ 感情が動いた直後に、行動導線を出すのがポイント。
④ フィード投稿にも“CTA(行動喚起)”をセット
よくあるNG👇
「◯◯さんの1日をご紹介!」で終わる。
→ もったいない。
こうする👇
「◯◯さんの1日をご紹介!実際の雰囲気が伝わったら嬉しいです😊
気になった方は、DM or プロフィールのURLから、お気軽にご連絡ください!」
→ 「反応したいけど、どうしたら?」を防ぐのがCTAの役割。

DMから“応募”へつなげる会話テンプレート(完全保存版)
求職者からのDM例:
「インスタ見て、雰囲気良さそうだなと思いました。少し話を聞いてみたいです」
返信例:
ご連絡ありがとうございます!😊
見ていただけて嬉しいです!
まずはお話しだけでも、全然大丈夫ですよ。
LINE or Zoomなどで10〜15分お時間いただいてもいいですか?
ご都合よさそうな時間帯をいくつか教えていただけたら、こちらで調整します✨
ポイント:
丁寧すぎず、かしこまりすぎず
ハードルを徹底的に下げる
時間の提示は“短め・明確”に

実例:SNS→Indeedで月3名採用した企業の導線設計
ある地方の介護事業所(従業員12名)は、インスタアカウントを採用特化に切り替え。
導線設計の流れ👇
・スタッフの「1日ルーティン動画」→ リールで毎週投稿
・ストーリーズで毎回「DM or プロフから詳細見れます」
・プロフィールにLinktree設置 → Indeed+LINE登録リンクを設置
・月2回ストーリーズで「見学会開催」告知
結果👇
・フォロワー:650人 → 900人(3ヶ月)
・月の応募数:1→6件
・採用:毎月2〜3名(応募の約半数がSNS経由)
・Indeed掲載費:従来の1/3に圧縮

まとめ|応募が来るアカウントは、導線が“親切”すぎる
SNS採用の最終ゴールは、「いいね」でも「保存」でもない。
“応募してもらう”こと。
そのために必要なのは…
✅ ① 「この会社、いいな」と思わせる投稿
✅ ② 「話しかけやすい」プロフィールとCTA
✅ ③ 「気になったときに、迷わず動ける導線」
✅ ④ 「話してみたい」と思わせる会話力(DM対応)
求人に“感情のスキマ”を作って、
そこに“動線”を挿してあげるだけで、反響は変わる。
