【第7弾】応募者の質を上げるコンテンツ戦略とは?|“誰でもいい”をやめた会社から、採用は変わる

【第7弾】応募者の質を上げるコンテンツ戦略とは?|“誰でもいい”をやめた会社から、採用は変わる
目次

はじめに:応募が来ること自体は、もうそんなに難しくない

SNSをちゃんと運用して、社員の顔を出して、DM導線も整えたら、
応募は来るようになります。

でも…実際にやってみると、出てくる次の悩み👇

「来たけど、全然求めてる人材じゃなかった」
「続かない・定着しない・言ってることとやってることが違う」

ここで必要になるのが、“応募の質”を上げる戦略。
量より、「この人、うちに合いそう」な人を引き寄せるSNS発信です。

「誰でもウェルカム」は、誰も来ない

ありがちなNG👇

「未経験歓迎!人柄重視!自由な社風です!」
→ なんの会社か分からん。

求職者からすると、
“なんでもあり”っていう会社ほど、逆に怖い。

「誰でもいい」は、“会社に軸がない”ように見える。
だから、勇気を持ってこう言おう👇

「うちは、こういう人に来てほしい」
「逆に、こういう人は合わないかもしれません」

これが言える会社が、信用される。

「うちに合う人」を引き寄せる発信の3ステップ

STEP1:価値観を“はっきり言語化する”

たとえば👇

・うちは「自分で考えること」を大事にしています
・お客様対応には“親切すぎる”くらいがちょうどいい
・上司が正しいとは限らない文化です

こういう“会社の中の当たり前”を発信していくと、
見てる人が「自分に合いそう」「無理そう」を判断できる。

結果、ミスマッチ応募が減る。

STEP2:“人となり”を出す(=社員が価値観の代弁者)

・入社理由
・なぜ続けてるか
・何がしんどいと感じてるか
・この会社のどこが好きか

こういう“リアルな感想”を、スタッフの言葉で出すこと。

面接前から「この人と話してみたい」って思わせられたら勝ち。
スマホの自然な写真でOK。テキストより“空気”が伝わる。

STEP3:「うちはこういう人が向いてます」投稿をやる

ストレートに言って大丈夫です👇

投稿例:
うちの会社に向いてる人/向いてない人

✅「向いてる」
・人の変化に気づける人
・“まあいっか”で済ませないタイプ
・失敗を笑って共有できる人

❌「向いてない」
・“それ自分の仕事じゃないんで”って言う人
・毎日同じことをこなしたい人
・誰とも話したくない人

こういう投稿は、共感してくれた人だけが残る=応募の質が圧倒的に上がる

実際に“合う人”だけを集めてるアカウント事例

都内の建設系中小企業(社員12名)

元々は「人が足りないから誰でもいい」と求人を出してた。
でも、半年で3人採用して、全員が1年以内に退職…。

そこで方針転換👇

発信内容を変更:
「体力より、チームワークを重視する会社です」
「怒る文化は一切ありません。でも、自分で動くのは前提です」
「人を育てるのに本気なので、“とりあえずバイト感覚”の人は合わないです」

さらに👇

社員の“失敗談”を投稿
・スタッフが“しんどかった時期”を語るリール動画を投稿
・1日の流れに“地味な仕事”もちゃんと含めた

結果(3ヶ月):
・応募数:20件 → 8件(減少)
・1次面接通過率:40% → 80%(倍増)
・入社後の定着率:100%(全員残ってる)

数は減った。でも、ミスマッチはなくなった。

「見せない内容」が、実はミスマッチの原因

こんな投稿、してますか?

・あえて“しんどいところ”を話す
・失敗したとき、どうフォローするかを語る
・「入社後3ヶ月で辞めた人」の理由(それを改善したこと)

全部、「応募者が聞きたいけど聞けないこと」なんです。

言いづらいことを、こっちから言う。
それが、信頼の始まり。

まとめ:「応募数」は減っていい。「応募の質」を上げよう

SNS採用は、“好きな人に好かれる”発信。
だからこそ、“誰からも嫌われない発信”は弱い。

「自分たちはこういう会社です」
「うちに合う人は、こういう人です」
「合わない人には、しんどいかもです」

そう言える勇気こそが、“いい採用”への第一歩。

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