はじめに:「採用のためにSNSを始めたら、いろいろ勝手に良くなったんですよ」
これは実際、僕が関わった中小企業の社長さんのセリフです。
SNSで求人を始めたら、応募だけじゃなくて紹介も増えた
社員の人間関係が、なぜかよくなった
取引先からも「SNS見てます」と言われて、信頼が増えた
つまり、SNS採用って、“採用だけで終わらない武器”なんです。
今回はその“副産物”、つまり「やってみて気づく、本当の価値」を一気に紹介します。

副産物①:採用ブランディングが進む=「選ばれる会社」になる
SNSで“会社の姿勢・空気・人”を日々発信していると、
自然とこう言われるようになります👇
「この会社、ちゃんとしてる」
「雰囲気が伝わってきて安心」
「なんか“応募したくなる会社”ですよね」
これ、完全にブランド化の第一歩。
昔なら「CM流す」「広告打つ」ことでしか作れなかった“会社の印象”が、
SNSでじわじわと積み上がる。
しかもタダで。広告費ゼロで。社内コンテンツだけで。
✔ 採用ブランディングが進むとどうなるか?
毎回の求人で“新しい人材が自然に集まる”
面接で「御社の考え方に共感しました」が増える
「また募集出してたんですね!」とリピーターも増える
→ “採用活動そのもの”が楽になる。

副産物②:既存社員のエンゲージメントが上がる
社員がSNSに登場することで、社内にこんな変化が起きます👇
🔼 社内の会話が増える
「昨日の投稿見ましたよ!」
「あの写真、ちょっと笑いました(笑)」
→ コミュニケーションが自然に生まれる。
🔼 自分の仕事に誇りを持てるようになる
自分の姿が“会社の顔”として発信される
→ 「見られてる」「必要とされてる感」アップ
🔼 離職率が下がる(←これマジです)
SNSを通じて会社に“自分の居場所”を感じられると、
→ 「辞める理由」が減る。
つまりSNS採用は、
“未来の仲間を集める”だけじゃなく、今いる仲間の信頼を深める装置でもあるんです。

副産物③:お客さんや取引先からの信頼も勝手に上がる
SNSで社内の様子やスタッフの人柄を発信していると、
意外なほどに社外からの反応が増えます。
「Instagram見てますよ!」
「御社って雰囲気良さそうですね」
「あの営業さん、丁寧な対応されてますね」
→ 営業資料よりも、“人の見えるSNS”のほうが信頼を得られる時代。
さらに、こういう副産物も👇
✅ 取引先から紹介が増える
→ 「ウチの知り合いで転職希望の子がいて…」
→ 「○○さんの投稿を見て、あの会社いいなって言ってた」
採用SNSが“社外へのブランディングツール”に自然と進化していく

副産物④:新しい“営業チャネル”にもなり得る
これは予想外な副産物かもしれませんが、
SNS採用の投稿を見たお客さんから、仕事の相談や問い合わせが来ることもあります。
例:
「社員さんの考え方に共感したので、ぜひお願いしたいです」
「うちもそんな会社にしたくて、業務提携できないかなと」
「○○さんのリール見て、“この会社と付き合いたい”と思った」
→ これはもう、“採用SNS”が“営業SNS”に勝手に進化してる。
「会社の中を見せる=信用される=仕事につながる」
これ、いまの時代の最強方程式です。

副産物⑤:会社の“文化”が整ってくる
SNSに出せる社内の雰囲気って、言ってみれば“会社の写し鏡”です。
空気が悪ければ、発信できない
ギスギスしてたら、カメラを向けても無理
そもそも発信したいと思われない環境は、続かない
だからSNS採用を続けてると、「発信できる会社にするには?」って意識が自然と芽生える👇
✔ 社内の会話を増やすようになる
✔ 感謝の言葉が飛び交うようになる
✔ 新人に優しくなる(投稿に出るから)
結果的に、「見せられる会社=誇れる会社」へと変わっていく。

副産物⑥:中長期で“採用コスト”が確実に下がる
SNS採用を半年〜1年続けた会社が、だいたい言うセリフ👇
「あれ、最近あんまり求人広告出してないけど、人来てるな…」
「Indeedのプラン、今の半分にしてもいけるんちゃうか…?」
実際に、SNSから“自然応募”が来るようになると👇
毎回広告出さなくてもOK
DMやLINEで気軽にやりとり
しかも“会社の雰囲気を知った上で”来るのでミスマッチが激減
=採用単価がめちゃくちゃ下がる。
=しかも定着率も上がる。

まとめ:「採用」は“きっかけ”、そこから会社は変わる
SNS採用は、応募者を集めるだけじゃない。
✔ 社員が元気になる
✔ 離職率が下がる
✔ 信頼が集まり、紹介が増える
✔ ブランドが育ち、仕事が舞い込む
✔ 採用コストが下がる
これらはすべて、SNSで「会社の素顔」を発信し続けた会社に起きてるリアルな“副産物”。
もう、SNSは「やる・やらない」じゃない。
「会社をどう魅せるか」「誰が発信するか」だけの時代です。
