はじめに:「人が来ないSNS」は“空気がない”から
SNS採用でよくある失敗がこれです👇
「とりあえずアカウント作って投稿してるけど、誰も応募してこない…」
原因は明白。
空気が伝わってない。
つまり、「この会社って、どんな人たちが働いてるの?」「どんな温度感なの?」っていう“会社の顔”が、見えないんです。
✔️ SNS採用で見せるべき“顔”とは?
何をしてる会社か?(業種)
どんな人たちが働いてるか?(社員)
どんな空気感なのか?(カルチャー)
誰に来てほしいのか?(ターゲット)
この4つが伝わってるかどうかがすべて。
今回の記事では、「SNS採用用のアカウントをどう作るか?」に絞って、超実践的に解説していきます。

アカウント設計、2つの選択肢
まず最初に考えるべきはこれ👇
「既存の会社アカウントを使うのか?」
「採用専用アカウントを作るのか?」
✅ 結論:どちらもアリ。ただし“目的で決めろ”
既存アカウントを使うパターン
おすすめの企業タイプ:
広報・ブランディングがすでに強い会社
SNSで既に認知がある
一般向けのサービスと採用ターゲットが一致している
メリット:
フォロワーがすでにいる
運用が楽
デメリット:
投稿内容がごちゃつく
採用メッセージが埋もれやすい
採用専用アカウントを作るパターン
おすすめの企業タイプ:
採用強化が急務の会社
カルチャーや社員の魅力を打ち出したい場合
“応募しやすさ”を重視したい
メリット:
採用に特化した内容でブレずに伝えられる
求職者が情報に迷わない
「ここ、採用ちゃんとしてる会社やな」感が出せる
デメリット:
フォロワーゼロからのスタート
片手間だと更新止まりやすい

プロフィール文は「30秒で応募意欲に火をつけるプレゼン」
SNSのプロフィール欄は、履歴書じゃない。
“求人キャッチコピー”みたいなもんです。
📌 プロフィールに書くべき5要素👇
✅ ① 誰に向けたアカウントか
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✅ ② 会社の“らしさ”
📍社員平均年齢28歳/笑いの絶えない職場
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✅ ③ 募集職種やポジション
💻Webデザイナー/未経験OK
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✅ ④ 応募方法・連絡手段
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✅ ⑤ 信頼を与えるフレーズ
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👇 まとめると、こんなプロフィールが最強!
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アカウント名とユーザー名の付け方
✅ ポイント:検索される前提で設計せよ
求職者が探すのは「会社名+採用」「職種+地域」など。
だから、アカウント名やユーザー名にもキーワードを仕込むのが基本です。
会社名入りが鉄則
@〇〇_recruit
@〇〇_hiring
@〇〇_採用
〇〇株式会社【公式採用】
地域+職種もアリ
@tokyo_housing_job
@nagoya_sales_recruit
@osaka_officework_career

世界観は「投稿の“統一感”」で決まる
SNSは文章よりも“空気”で伝えるメディア。
つまり、写真のトーン・色・雰囲気が統一されてると、それだけで「この会社、ちゃんとしてる」って思われる。
✅ 世界観を作る3つの軸
▶ 色味・フィルターを統一
→ あえて“スマホ感”を出して親近感を持たせるもヨシ
→ “オシャレ系”で清潔感を出すもヨシ
▶ 投稿テンプレートをつくる
→ 自己紹介はこのフォーマット、求人情報はこの枠、などテンプレを決めると量産しやすい
▶ 投稿のカテゴリを固定化
例)
月曜:スタッフ紹介
水曜:1日密着Vlog
金曜:募集職種ピックアップ
→ 続けやすいし、「今週も見に来よう」と思ってもらえる

信頼を育てる“ハイライト”設計術
ストーリーズは24時間で消えるけど、ハイライトは名刺代わりになる。
📌 おすすめハイライト構成:
・会社紹介
・社員インタビュー
・募集職種
・働く様子
・アクセス・社内風景
・よくある質問
→ この6つがあるだけで、求職者が「応募ボタン押す前に知りたいこと」がぜんぶ見れる。

「この会社、ええな」と思わせる投稿ネタ例(20連発)
・スタッフの自己紹介(顔出し+趣味付き)
・営業スタッフの1日密着
・「入社のきっかけ」インタビュー
・仕事終わりのリアル風景(カフェ寄った、銭湯いった)
・職場での何気ない会話
・社員の誕生日祝いの様子
・会社のルールで“ちょっと面白いもの”
・社長の裏話(親しみ感UP)
・「月曜の朝はこう始まる」シリーズ
・使ってる仕事道具紹介(リアル感)
・社員のリモートワーク環境紹介
・休憩中のランチ風景・地元グルメ・カフェ紹介(地域密着アピール)
・お客様からのありがとうメッセージ
・過去の“やらかし”話→どう改善したか
・「こんな人と働きたい」シリーズ
・面接前のQ&A動画
・実際の求人票の解説
・採用担当の日常
・内定者の声・入社後の感想
まとめ:採用アカウントは“会社の人格”を見せる場所
SNS採用は、フォロワー数で競うものじゃない。
“どれだけ信頼を育めてるか”がすべて。
🎯 会社アカウントで伝えるべきもの:
この会社は「誰」が働いていて
どんな「空気」で
どんな「価値観」で
誰に来てほしいのか
それが伝わったとき、
応募者は「条件」じゃなく「人」を見て会社を選ぶ。
SNSアカウントはただのツールじゃない。
採用戦略の“心臓部”になりうる存在です。
