【企業のインスタライブ活用事例】活用のヒントを他企業の配信に学ぶ

コロナによる外出自粛の影響で利用者が急増しているインスタライブ。最近では個人の利用だけではなく企業やブランドでの活用も増えています。

フェイスブック公式データによると、外出自粛が広がった2020年3月、インスタライブの利用者が全世界で50%増と増加傾加にあることが発表されました。

このデータから、これまでライブ配信をしたことがなかった企業やブランドでも活用が増えて、多くの人たちがリアルタイムでつながっていることがわかります。

そんな[集客・販促アップ]や[コミュニケーションツール]としても大活躍しているインスタライブ。

今回は、店舗や企業のSNS担当者に役立つインスタライブの特徴と傾向、そして他企業の配信から活用のヒントを探っていきたいと思います。

「自社のファンを増やしたい」と思っているSNS担当者の方はぜひ参考にしてみてください。

 

目次

インスタライブの特徴と傾向

インスタライブはスマホ1つで始められ、フォロワーに対してリアルタイムでの動画の配信がおこなえます。
スタート時の敷居も低く、配信前の難しいセットアップも必要ないので気軽にはじめられるのが特徴です。
視聴できるのはフォロワーのみで、フォロワーじゃない人は見ることができません。

視聴者(フォロワー)はコメントができるので、気になることがあれば配信者に向けて質問を投げかけます。
配信者は質問に答えたりしながら双方向でのコミュニケーションを楽しむことができます。

配信時間は最長4時間まで可能です。
従来は1時間しか配信できませんでしたが、アップデートによってより長い時間にわたりライブ配信をできるようになりました。

またライブ配信した動画はIGTVへシェアすることで、リアルタイムでの視聴を見逃してしまった人向けに公開することができます。
さらに後からライブを視聴した人もコメントを残せるようにもなっています。

<インスタライブ特徴のまとめ>
・視聴できる人:フォロワーのみ
・配信できる長さ:最長4時間まで
・コメント欄をONにすると資料者と対話トークができる
・配信終了後にIGTVとして動画を保存・シェアできる

インスタライブの活用事例

では次に、企業やブランドがどのようにインスタライブを活用していけばいいのか、「ライブコマース型」「イベント型」にわけて活用事例を紹介していきます。

①ライブコマース型:商品の魅力を配信

「ライブコマース型」とは、ライブ配信でモノ・サービス紹介し販売に直接繋げることを目的にしています。

ネットで商品をみても、いまいち使い方がわからないことってありますよね。
ライブコマース型なら[商品の魅力・使い勝手・価格帯]などを伝えながら、
『こういう使いかたはできますか?』
『色味などもう少し詳しく見させてください』
など、視聴者からの質問をコメントで受け付けて、配信者がリアルタイムに答えることで購買や来店の促進を促します。
インスタライブで商品やサービスを紹介することで、まるで店頭で接客を受けているかのような体験を作り出すが可能です。

では実際に、「ライブコマース型」を効果的に活用されているインスタグラムアカウントを紹介します。

インテリアブランドLOWYA(ロウヤ)


LOWYAはベッド、デスク、食器棚、ソファなどの大型家具から、バス・トイレ、キッチンに使えるおしゃれなインテリア雑貨や便利な収納ラック・グッズまで幅広く取り揃えられた総合通販サイトです。

インスタグラムのlowya_officialでは、定期的に家具や雑貨などの商品を紹介するライブ配信をされています。
またライブ配信した動画はIGTVへ保存されていて、配信を見逃した人に向けていつでも見れるように公開されています。

動画内では、
・写真だけでは伝わらない商品の特徴
・使い心地
・組み立て方法
などが詳しく紹介されています。


ネット販売では自分で触って確かめることができない分、商品をカメラの方に寄せたり、ワイプで画像を表示するなど視聴者に見やすく分かりやすい工夫がされているのも印象的です。

インスタライブでは商品の素材感やサイズ感などを紹介し、細かい部分については公式サイトに誘導するなどインスタグラム→公式サイトへの導線もしっかりと構築されています。
また、ライブ配信後には『インスタライブで紹介した商品はこちら』とフィード投稿がしっかりとされています。

投稿内の商品には「ショッピングタグ」がつけられているため、画像をタップするとそのままLOWYAのウェブサイトに移行し購入することができます。

ライブ配信だけでの交流ではなく、ライブを見逃した方や新規のフォロワーに向けてもきめ細かい心配りがされているのがとても参考になります。

<ライブコマース型活用のまとめ>
・商品やサービスをライブ配信で紹介
・視聴者の質問にリアルタイムに解凍することで、疑問を解消できる
・スムーズに商品を購入してもらえるようなショッピング機能やフィード投稿、外部URLを活用

②イベント型:オフラインのかわりにオンラインでイベント交流

「イベント型」とは、オンラインでコミュニティを作ることを目的としています。
コロナウィルスが流行して以降、リアルでのオフラインイベントが難しくなりました。
そのかわりにオンライン(ネット)上でイベントをライブ配信しファンとの距離を縮めていきます。

イベント型では、
・トークイベント
・知識を身に着けるセミナー
・◯◯ツアー
など、自宅でも楽しめるような体験イベントが人気です。

では、オンラインイベントの企画がユニークで面白いインスタグラムアカウントを紹介します。

アウトドアブランドSnowPeak


Snow Peakはオートキャンプ製品を中心にアウトドア製品の開発・製造・販売を展開するアウトドアブランドです。

インスタグラムのsnowpeak_officialでは、定期的にキャンプ商品やテントの設営講習会、バーチャル焚火トークなどをライブ配信をされています。

インスタライブではオンライン設営講習会としてテントの貼り方に加え、実際にテントの中に入ってサイズ感、機能面なども一緒に紹介されています。


また焚火を囲みながら代表取締役や経営層、スタッフがお客さまへのメッセージを語ったり、商品の開発秘話や思いなどが話されたりもしています。


購買につなげるような配信も行われていますが、スタッフや社員さんの大切にしている思いを知ることでその会社の雰囲気だけでなく、「つながる」ことを感じさせてくれる配信です。

<イベント型活用のまとめ>
・顧客との関係性が深まるようなイベントを開催
・オンラインイベントは今までとは違う客層にリーチすることができる
・コメント機能で参加者の反応をリアルに知れる

 

企業もインスタライブを使い始めている

インスタライブを積極的に活用することで、今までとは違った客層にリーチすることができたり、リアルタイムで企業とお客さまがつながりコミュニケーションを深めることができます。
特にインスタグラムは他のSNSに比べて、「親近感」が重要な要素です。

あまり難しく考えすぎず『お客さまと一緒にお話しする』感覚で、会社の裏側や素顔をちょっとみせたりしながら気軽に試してみると良いのではないかなと思います。
何回かインスタライブをおこなっていく中で、自社に合ったパターンが見つかってきます。

自社にとって一番良いのが何かを考察しながらそれぞれの必勝パターンをみつけてみてくださいね。

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