インタラクティブ動画とは、従来の視聴するだけの動画とは異なり、視聴者がアクションを起こすことで展開が変わる新しいスタイルの動画です。
そのため、通常の動画よりも最後まで見られる確率や、興味を持ってもらえる確率が増えるため、様々な企業が多種多様な場面で活用しています。
今回は、このインタラクティブ動画の特徴・効果・活用事例などをまとめて紹介していきます。
インタラクティブ動画とは?見るだけで終わらない、体感型の動画
インタラクティブ動画とは、視聴者が触れる仕掛けを施した動画です。
通常の動画は視聴するのみですが、インタラクティブ動画は、視聴中に与えられた選択肢をタップする(触れる)ことで、内容が変わるのが特徴です。
そのため、コンテンツの視聴だけでなく、視聴者の参加を促すことができます。
一方的な情報提供ではなく、視聴者との双方向のコミュニケーションが取れるインタラクティブ動画の仕組みとメリットについて、紹介します。
<仕組み>
インタラクティブ動画は、通常のmp4などの動画素材にアクショナブルな要素を重ねて作成します。
元となる動画の表面上に、要素を重ねる事でストーリー分岐などのアクションが取れるようになります。
インタラクティブ動画を制作するための便利なツールもあります。
■Adobe Captivate
インタラクティブ動画作成において、世界的に有名なソフトです。
デモやシュミレーション、e-ラーニングなど動画コンテンツ制作を目的とした機能が数多く搭載されています。
→公式サイトはこちら
■ Mil
Milはインタラクティブ動画制作だけでなく、アクセス解析などの分析機能も兼ね揃えています。
また、編集のサポートや配信後における運用コンサルティングなどのサポートも利用できます。
インタラクティブ動画をマーケティングに活用する場合におすすめです。
→公式サイトはこちら
■ DOOONUT
インタラクティブ動画制作をはじめ、動画ポータルサイトの構築の機能やアクセス分析、運用管理などが可能です。
またSNS連携や一括投稿の機能も備えています。
→公式サイトはこちら
<メリット>
インタラクティブ動画は視聴者側での操作が発生するため、印象に残りやすいというメリットがあります。
選択肢によりストーリーが分かれるため、視聴者の中にも期待感が生まれ、視聴時間が比較的長くなるのも特徴です。興味を持った視聴者が、SNSなどシェアし、拡散されるケースも期待できます。
インタラクティブ動画|3つの効果と活用シーン
従来の動画と違った特徴をもつインタラクティブ動画。
この動画を活用することで得られる3つの効果と活用シーンについて紹介します。
<3つの効果>
1.認知度UP・宣伝にも繋がる
インタラクティブ動画は、先述のとおり拡散される可能性もあり、高い宣伝効果が期待できます。
視聴者との関わり合いもあるため、内容や動画の展開によって好感度UPや会社のブランディングにも繋がります。
2.エンゲージメントを高められる
視聴者からのアクションを促すことで、好感度や興味を引き出しエンゲージメントUPが期待できます。
動画再生時の悩みである、視聴者の離脱も適切なタイミングで仕掛けを施すことで防ぐことができます。
最後まで視聴してもらえる可能性が増えるので、伝えたいメッセージが的確に伝わりやすくなります。
これもエンゲージメントUPに繋がるポイントであると言えます。
3.コンバージョン率が高まる
インタラクティブ動画には、ユーザーのコンバージョン率を高める効果も期待できるといわれています。
動画視聴中に視聴者の興味がある選択肢を選ぶため、商品やサービス内容・会社に対する理解を深めやすくなります。
また、動画を視聴する流れで、商品・サービスの購入や会員登録などに進む可能性もあり、成約に繋がる事が比較的多くなるという特徴があります。
<活用シーン>
インタラクティブ動画を活用する具体的な例は以下の通りです。
インタラクティブ動画 具体的な活用シーン
・商品やサービスの紹介動画(チュートリアル・疑似体験など)
・採用活動動画
・ブランディング動画 など
興味を持つきっかけを作ったり、もともと知っているものをさらに興味を深めるために使ったりと、様々な活用方法があります。
[speech_balloon_left2 user_image_url=”https://ml1bxfhw7fug.i.optimole.com/w:auto/h:auto/q:mauto/ig:avif/https://fukuoka-doga-studio.com/wp-content/uploads/2022/03/フッラト1.png” user_name=”フラット”]次の章では、インタラクティブ動画を活用した企業の事例を紹介します!
イメージがわかない…という方は、ぜひこちらをチェックしてみてくださいね![/speech_balloon_left2]
インタラクティブ動画の事例を2つ紹介
事例①:疑似体験に活用<越後湯沢観光ナビ>
※湯沢町観光まちづくり機構より参照・引用
動画で観光名所を案内する、疑似体験にイントラクティブ動画を活用した事例になります。
冒頭で気になる季節を選択し、動画をすすめるとエリア情報やキャンペーン情報が流れる仕様になっています。
施設のリンクも適所に設置しているため、視聴者の疑問にも即座に回答できる工夫もなされています。
→動画はこちらから
事例②:採用活動に活用<第一カッター興業株式会社>
※第一カッター興業株式会社より参照・引用
求人サイト上に活用されている動画にインタラクティブ動画が活用されています。
素材をカットするのに最適な機材を視聴者が選択してストーリーを進めていく、というものです。
選択した結果と共に、選んだ機材の特徴を説明しているため、非常に興味を引く動画です。
→動画はこちらから
インタラクティブ動画で、受け身な視聴者の行動をうながす!
インタラクティブ動画では、視聴者のアクションによって動画のストーリーが変わるため、より興味のある情報を伝えることが可能です。
また、受け身ではなく、能動的に視聴することで次の行動にも繋がりやすいです。
通常の動画に比べ「商品・サービスの販売」「認知度UPや理解を深める」などの効果がより高まるため、視聴者の行動を促すにはピッタリの動画です。
今回紹介したのはほんの一例です。
ご自身にあった活用方法で、ぜひイントラクティブ動画を取り入れてみて下さいね!
[speech_balloon_right1 user_image_url=”https://ml1bxfhw7fug.i.optimole.com/w:auto/h:auto/q:mauto/ig:avif/https://fukuoka-doga-studio.com/wp-content/uploads/2022/03/フラット3.png” user_name=”フラット”]自分で動画を作るのは不安…
結局、どうしたらいいのかわからない
正直、自分でやるのは面倒・時間がない
このように感じておられる方は、弊社にご相談ください^^
オンラインでの打ち合わせも承っております。[/speech_balloon_right1]