ゲーム実況動画|制作に必要な準備物・工程と気になる著作権について

YouTube動画を見ていると、ゲームの実況動画を配信しているのを目にします。
自身がゲームをプレイしている様を動画で実況しているものですが、どのように作られているのでしょうか?

今回はゲーム実況動画を作るために必要な準備物・作り方・注意点について紹介します。

 

目次

ゲーム実況動画を作るために必要なもの

まずは、ゲーム実況動画を作るために必要な準備物以下の6つです。

必要なもの
①パソコンorスマホ
③ゲーム機
④キャプチャーボード
⑤HDMIケーブル
⑥マイクとイヤホン
⑦動画編集ソフト

①パソコン・スマホ

パソコンのみ、スマホのみでもゲーム実況動画は制作可能ですが、両方を持っておくと便利です。
スマホであればゲームに対応できるだけのスペックのものを
パソコンであれば、動画編集をすることも念頭に入れ、対応できるものを準備しましょう。
作業面を考えると、デスクトップのものが楽で使い勝手が良いです。

一応、スマホでも動画編集アプリがありますが、少々不便さを感じるかもしれません。
本格的に取り組むならパソコンの準備をおすすめします。

そして、次に紹介するゲーム機対応のゲーム以外にも、パソコンやスマホ対応のゲームはたくさん存在しています。
動画配信・編集作業のためだけでなく、パソコン・スマホでゲームをすることも考えて準備しておくと、配信内容の幅が広がります。

 

②ゲーム機

知名度も高く、人気のあるものは「PS5」や「Switch」です。
ゲーム実況動画で視聴率を高めようとするならば、人気のゲームやトレンドのものを抑える必要があるので、本格的に取り組むのであればこれら2つのゲーム機は持っておくと良いでしょう。

 

③キャプチャーボード

キャプチャーボードとは、PS5やSwitchなどのゲーム機・スマホで表示されているゲーム画面と音声をパソコンに表示するために必要なものです。
パソコンを使ってライブ配信する場合や、動画編集するためには必須のツールです。

 

④HDMIケーブル

ゲーム機から映像・音声をパソコンへ映し出すために必要なケーブルです。
ゲームによっては、できるだけタイムラグを抑えたい場合があるかと思います。
タイムラグが勝敗に影響するものや、緊迫感などの雰囲気を重視したい場合などがこれに当てはまると考えます。
遅延の理由はケーブルだけではありませんが、少しでも懸念事項を潰しておきたい場合はケーブルの質にもこだわってみましょう。

 

⑤マイクとイヤホン

ヘッドセットのマイクでも可能ですが、本格的にゲーム実況動画に取り組むのであれば、イヤフォンとマイクは別々に用意することをおすすめします。

まずマイクはコンデンサーマイクがおすすめです。
感度が高く、録音に適しており、音声の質が上がります。
そして、ゲーム配信には単一指向性のマイクが適しています。
単一指向性マイクは特定の方向に対しての集音に特化しているため、雑音が入りにくくなります。

次にイヤフォンですが、撮影のため長い間ゲームをすると合わない物だと疲れてしまいます。
集中して取り組むためにも、ご自身にあった性能の良いものを選びましょう。

 

⑥動画編集ソフト

YouTubeなどのプラットフォームで本格的なゲーム実況動画を配信する場合、取り終えた素材を編集する必要が出てきます。編集には動画編集ソフトが必要になります。パソコンであれば、WindowsなのかMacなのか、それぞれのOSに対応した編集ソフトがあるので、合うものを選びましょう。

 

ゲーム実況動画を配信する工程

ゲーム実況動画を配信のための工程を紹介します。簡単にまとめると以下の通りです。

ゲーム実況動画配信までの工程
①実況するゲームを決める
②配信するプラットフォームを決める
③機材を準備する(上の章を参考)
④実際のゲームプレイ画面を録画する(素材を作る)
⑤編集する
⑥プラットフォームにアップロードし、配信する

①実況するゲームを決める

実況するゲームを決めます。
実況動画にするならば「すでにやりこんでいる得意なもの」「全くプレイしたことのない未体験のもの」いずれかがおすすめです。
すでにやりこんでいるものであれば、攻略のコツやポイントなどを視聴者へ提供できます。
プレイ経験のないものであれば、視聴者からの情報提供など、コミュニケーションのきっかけが生まれ、共感や関係性が作りやすくなるというメリットがあります。

 

②配信するプラットフォームを決める

動画を配信するプラットフォームを決めます。
YouTubeが最も有名ですが、他にもTwitch・ニコニコ動画・ツイキャスなどでも可能です。
視聴率を上げ、たくさんの視聴者を獲得したければユーザーが多いYouTubeがおすすめです。
マイナーなゲームをファンを獲得したければ、他のプラットフォームのほうが適している場合もあります。
目的に合わせて、選択しましょう。

 

③機材を準備する(上の章を参考)

先程の章で紹介した通り、本格的に取り組むのであれば7種類ほど揃えると良いでしょう。
試しに取り組むのであれば最低限必要なものは、パソコン・マイクとイヤホン(ヘッドセット)・キャプチャーボードです。
本格的に取り組もうと決めたら、少しずつ機材を揃えてクオリティも高めていきましょう。

 

④実際のゲームプレイ画面を録画する(素材を作る)

準備ができたらプレイ画面を実際に録画します。
この時、実況はアフレコでなくリアルタイムで行うのが一般的です。
実況動画では臨場感を出すほうが、視聴者も楽しめるからです。
編集のことも考えて、必要最低限の実況にとどめて撮影を行いましょう。

 

⑤編集する

視聴率を稼ぐのであれば、最低限の編集作業は必要になります。
押さえておくと良いのは、「サムネイルの加工」「不必要なシーンのカット」「テロップの編集」などです。
また、ゲーム実況動画ではハイライトとなる場面をかっこよく見せるのも視聴率を稼ぐコツのポイントになります。
編集ソフトを活用しながら、仕上げていきましょう。

 

⑥プラットフォームにアップロードし、配信する

最後に、完成した動画を自身の決めたプラットフォームにアップロードし、配信します。
アップロードにかかる時間は、パソコンなどの性能に左右されるため、ある程度性能が良いものにしておくと、ストレスなく作業を進めることができますよ。

 

ゲーム実況動画を配信する場合は著作権に注意!

ゲーム実況動画を配信するにあたり、著作権について気になる方もいるのではないでしょうか?
結論から言うと、ゲーム実況動画は販売元の会社の宣伝にもなるため、各メーカーによっては厳しい制限などなく、配信を許可しているケースもあります。

各メーカー、営利目的・非営利目的によって条件が異なったり、様々です。
実況動画の作成を検討している場合は、撮影に入る前に利用許可にまつわる項目を確認してから取り掛かるようにしましょう。

 

ゲーム実況動画を楽しく配信しよう!

ゲーム実況動画を配信するための、準備物・配信の工程について紹介しました。
メーカーによっては営利目的でも配信を許可されている物もありますので、規則などを確認した上で、取り組んでみて下さいね!

攻略法を紹介するもよし!初めてのプレイ状況を公開し、視聴者とのコミュニケーションを楽しむもよし!様々な目的に合わせて活用できるかと思います。

ぜひ、楽しんで取り組んでみて下さいね!

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