動画撮影の際にぶつかる壁。
「機材のセッティングやカメラワークはどうしたらいいの?」
「そもそも何から手を付けたら良いの??」
「撮影した後の編集のやり方がわからない…」
など、迷うことやわからないことが沢山出てくると思います。
そこで今回は、これから動画撮影を始める人のために必要な撮影準備のコツ、クオリティーの高い動画を完成させる3つのポイントを紹介していきます。
自分に足りない知識や「何から手を付けていいのかわからない」など、次に取り組む作業内容の答え合わせるになると思のでぜひ参考にされてみてください。
<本記事のテーマ>
【完全初心者向け】動画制作の流れとコツ|クオリティの高い動画に欠かせない3つのポイント
<動画制作の始め方>
①基礎理解:まずは知るところからはじめよう
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②企画考案:集客動画の基本構成
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③環境準備:必要な機材・道具を揃えよう
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④撮影・編集・公開:撮影の流れ、注意点を確認して動画制作にトライしよう
今日はココ!
まず知っておくべき、動画制作の流れとコツ
動画コンテンツは完成までにものすごく時間がかかりもの。
『撮影データが膨大で、いつまでたっても終わらない…』
そんな状況にならないためにもまずはじめに動画が完成するまでの基本の流れを理解しておきましょう。
1、撮影
企画考案:集客動画の基本構成で決めた内容を元に実際に撮影をしていきます。
撮影の具体的な流れは下記のとおりです。
①セッティング
撮影目的に合わせて、画面内でのそれぞれの配置を決めていきます。
- マイク、照明、三脚、カメラなどの機材
- 被写体との撮影距離、構図
- 背景の素材
動画は画面に映されたものが良くも悪くも「全て」です。
撮影前の準備で動画の良し悪しはほぼ決まってくるので、撮影前のセッティングは非常に重要です。
②テスト撮影
①でセッティングしたのをもとにまず一度撮影をしてみます。
このとき、構図・映像・音声などが思い通りになっているかを確認をしていきましょう。
③本番撮影
実際に使う映像を撮影していきます。
2、編集
撮影が終わったら次は編集作業!
編集とは撮影した素材の不要な部分をカットしたり、音楽やテロップなどと組み合わせて1つの動画にしていく作業のこと。
ここで大事なのは、視聴者に退屈することなく最後まできちんとみてもらうことです。
動画編集はセンスや経験が必要だと思われがちですが、ちょっとしたポイントを押さえておけば未経験でも上手に編集することができます。
①素材を選択する
動画を作成する時は、取り込んだ全ての素材を使用するとは限りません。
撮影した動画素材をパソコンに取り込んだら、まず始めに「使える」と思う部分を抜き出していきましょう。
例えば、インタビュー中の発言やスムーズに撮れた動きなど動画に必要なシーンを決めていきます。
初めから細かく絞り込んでいくと時間がかかってしまうので、全体のボリューム感などを確認しながらざっくりと抜き出していきましょう。
②不要な部分のカット
次に視聴者がみていて邪魔になるような不要な部分はカットして、①で選択したシーンとつなぎ合わせていきます。
「えー」「あー」など言葉がつまっている箇所だけでなく、可能な限り不要な部分は削って整理したほうが、情報を求める視聴者にとってわかりやすく魅力的な動画を届けることができます。
頭から終わりまでを何度もなぞりながら完成度を高めていきましょう。
③テロップで補足を加える
視聴者により伝わりやすい動画にするために、文字の力を借りてテロップで補足を加えていきます。
<見やすいテロップを作るコツ>
・一度に表示する文字数を20文字以内におさえる
・文字数が多くなるときは1回に詰め込まずに2回以上に分ける
・色の組み合わせを知る
・背景と差をつける
動画は情報量が多いメディアです。
テロップを効果的に使うことで、より多くの視聴者にメッセージを分かりやすく伝えることができます。
④ある程度できたら色や音のバランスを調整
全体の流れが一通りできたら、色や音のバランスを調整していきます。
特に効果音やBGMは、音声より大きく聞こえやすいので注意が必要です。
BGMや効果音を挿入した場合は、
・突然BGMが大きくなっていないか
・話している人の声が聞き取りにくくないか
など、動画全体を通してバランスよく音の調整をしていきましょう。
⑤時間をおいてから完成品をチェック
動画が完成したらしばらく時間をあけてから最終チェックをしていきます。
理由としては、一定の時間を空けることで新鮮な思考状態でより冷静に確認ができるからです。
時間をあけるからこそ、完成直後では気づかなかった不自然な点や違和感に気づきやすくなります。
そのため、これらの修正を含めたスケージューリングをしておくと有効です。
3、公開
最終チェックが完了したら、次は動画を公開していきます。
ネットであればYoutubeなどの各媒体へアップロードし、必要に応じてSNSで告知やシェアをしていきましょう。
ネットではなく会場などで流す場合は、本番前に実際の機材でテスト再生をしておくことをおすすめします。
クオリティの高い動画を制作する3つのコツ
最後にユーザーに視聴してもらえる「クオリティの高い動画」を制作するためのポイントを3つご紹介します。
元気に表情豊かに話す
動画を撮影するときに非常に大切なのが「元気に表情豊かに話すこと」。
当たり前なことだと思われがちですが、実は画面越しになると普段の自分の魅力や元気良さは3割減ぐらいで映ってしまいます。
つまり、普段自分が対面で話している声や表情でそのまま撮影をしてしまうと、画面を通すとどうしても元気がなく見えてしまうということです。
動画は特に、見た目の印象や話し方による影響が大きいです。
何度かテストで撮影をしてみてどのような印象を受けるのか確認をしながら、意識的にテンションをあげて話すことに気をつけてください。
雑音や騒音に気をつける
動画は映像に目が行きがちですが、実は「音」も映像と同じくらい重要です。
いくら映像が綺麗でも、雑音や騒音が入っていたり、音声が聞き取りづらいと視聴者のストレスになります。
室内での撮影の場合、撮影する位置によってはエアコンの風があたって「ボソッ」という大きなノイズが入ってしまいます。
ファンの向きを調整したり、それでも難しい場合は撮影中はエアコンをオフにして撮影に臨みましょう。
雑音については、ピンマイクを使うことでほとんど解消されます。
カメラ内臓のマイクだと広い範囲の音を拾ってしまうためピンマイクを視野に入れるのもひとつの手です。
ブランディングに合わせた背景を
良くも悪くも視聴者は画面にうつる全てのもので「あなた」という人間を判断します。
まずはこちらの動画をご覧ください▼
動画を見てある程度理解していただけたかと思いますが、背景やロケーションによって【伝えたいこと】【動画の説得力】【ブランディグ】に違いがでてきます。
そういった観点も含めて、自社のブランディングに合わせた背景にするよう心がけましょう。
動画制作の流れまとめ
今回は動画制作の流れとコツについて、撮影準備やクオリティーの高い動画を完成させる3つのポイントを紹介していきました。
動画コンテンツは完成させるまでにものすごく時間がかかります。
今回お伝えした、全体の流れと各工程でのポイントを頭に入れながら、効率よく動画制作に取り組んでいただけたらと思います。
全4シリーズでお伝えしてきた「企業担当者が手軽に始める動画制作」、いかがでしたでしょうか?
一度やってみると案外簡単にできるかもしれないので、この記事を参考にぜひチャレンジしてみてくださいね。
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