企業のウェブ担当者の人
『動画制作について知りたい。これから自社でも動画を配信してみたいけど、動画なんてつくったことがないし何をすればいいのかもわからない…。やってみたい気持ちはあるけど、手順がわかりません。具体的な方法を教えてください。』
今回はこういった疑問に答えます。
<本記事のテーマ>
【完全初心者向け】手軽に始める動画制作〜まずは知るところからはじめよう〜
<動画制作の始め方>
①基礎理解:まずは知るところからはじめよう
今日はココ!
②企画考案:集客動画の基本構成
[clink url=”https://fukuoka-doga-studio.com/video-production-2/”]
③環境準備:必要な機材・道具を揃えよう
[clink url=”https://fukuoka-doga-studio.com/video-production-3/”]
④実践:まずはやってみよう
[clink url=”https://fukuoka-doga-studio.com/video-production-4/”]
<読者さんへの前置きメッセージ>
本記事では、『これから自社でも動画配信をやっていきたいけど、そもそも動画なんて作ったこともないしどこから手をつけていいか分からない』という方に向けて書いています。
この記事を読むことで、「動画の種類や制作の難易度、どのような動画が社内でつくるのに向いているのか」を理解できるようになります。
中には「うちも動画を使っていろいろPRしたい、でも動画作りは難しそうだし大変そう…」と感じる方もいるかもしれません。確かに、慣れないうちは一つひとつに時間がかかり、時間・労力・人手が必要です。
でも、動画制作の流れを定型化してマニュアル化してしまえば、制作スピードを大幅に短縮できるうえ費用も抑えることができます。また、つくる動画によっては意外と簡単に社内でできてしまうものもあります。
単に「動画」といってもその内容や、つくる際の難易度など様々です。
どのような動画が社内でもつくれるのか、それではさっそくみていきましょう!
企業・団体が発信できる動画の種類
会社紹介動画
会社紹介動画とは会社をよく知ってもらうために、
- 事業内容
- 設立から現在に至るまでの会社の歴史
- 取り扱っている商品
- 職場の雰囲気
などを伝える形の動画です。
営業、HP、イベント、SNS広告など様々なシーンで役割を発揮します。
会社紹介を動画にすることで、見る側が具体的にイメージすることができ、短時間で会社のイメージアップや認知度アップにつながります。
以下は不動産会社、株式会社ネクストの会社紹介ビデオです▼
創業者の想い、会社の原点が説明されたあと、株式会社ネクストの事業領域などアニメーションとテンポの良い音楽に合わせて流れていきます。
HowTo動画
HowTo動画とは、
- 業務手順
- 営業・研修マニュアル
- 製品の使い方
など、業務に関する内容や製品の使い方などを伝える形の動画です。
文章だと複雑な表現になって説明しづらいことも、動画なら短い時間でよりわかりやすく正確に伝えることが可能です。
また、動画であれば一度作成すればデバイズ上に内容を保存しておけます。印刷コストや資料管理に悩まされることも少なくなります。
以下はHonda発電機の使い方を説明するビデオです▼
発電機の使い方や使用にあたっての注意点をナレーションとテロップでわかりやすく説明されています。
セミナー・講演会動画
セミナー・講演会動画とは、名前のとおりセミナーや講演会の様子を撮影する形の動画です。
- 時間や場所の制約で参加できなかった顧客に対してのフォロー
- 参加した顧客に対してのフォロー
- 社員やパートナー企業への教育
などに活用することができます。
今まで対面式でおこなっていたセミナーや講演会をそのまま撮影すればいいので、比較的簡単に取り組むことができます。
プロモーション動画
プロモーション動画とは、自社の商品やサービスの販売促進を目的とした動画です。
モデルやタレントを用いたり、様々な要素を取り入れながら商品やサービスに関する情報を紹介して、ユーザーに響くような映像を作り出していきます。
以下は、霧島酒造株式会社のプロモーション動画です▼
山、水、天候、季節、地形、生き物など連続した自然の描写から、焼酎造りへのこだわりが感じられるようなつくりになっています。
社内イベント記録
社内イベント記録とは、名前のとおり企業活動を動画で残していくことです。
- 労働組合
- サークルの活動
- イベント
- レクリエーション
などなど、
活動記録を動画として残すことで会社の「真の姿」が見えてきます。
これらの活動記録を残すことで、その素材を使って採用動画を作ることも可能です。
自社のカラーや思想、会社の空気感や社員の雰囲気などテキストや写真では伝わらない部分を動画が補ってくれます。
インタビュー
インタビュー動画とは、「商品やサービスを購入したお客様の声」や「開発担当者のメッセージ」など、人物が直接出演して話す形の動画です。
実際に働いている人や商品やサービスを購入したお客さまが話すので、内容にリアリティがありユーザーに共感を与えられます。
以下はソニー株式会社の若手社員インタビュー動画です▼
インタビューでは若手でもチャレンジできる風土、グローバル人材の活躍、ソニーならではのビジネス規模、共に働く社員など、ソニーの挑戦的な環境について具体的に説明されています。
採用動画
採用動画とは、会社の雰囲気や仕事内容など、応募者が気になる情報を伝える形の動画です。
パンフレットやHPの企業情報だけでは求職者に十分なリアリティを持たせるのはなかなか難しいものです。
求人情報に載っている内容をはじめ、実際に現場で働いている社員の声や経験談などを映像にすることで、どのように自分が仕事をしていくのか、よりリアルなイメージを持ってもらうことができます。
以下はTeNYテレビ新潟の採用動画です▼
各ポジションの社員インタビューをメインに、現場のリアルな声を交えながら会社の魅力が伝えられています。
自分たちでも作りやすい動画はどれ?
次に、動画制作初心者でも作りやすい「インタビュー動画」、「HowTo動画」について作成手順や撮影時のポイントを紹介していきます。
①HowTo動画
撮影機材を揃えてポイントさえ押さえればすぐにでも動画制作を開始できてしまうのが「HowTo動画」。
主な作成の手順としては以下の3ステップです。
- 構成
HowTo動画で伝えるべき内容や要点をまとめる - 撮影
必要なシーンの撮影 - 編集
映像のトリミング、音声やテロップの挿入
撮影機材は4K対応の高性能なカメラもありますが、スマートフォンでも十分活用できます。
プラスして三脚やマイク、編集用アプリがあれば便利です。
インタビュー
人の声をリアルに届けるインタビュー動画は、「お客様の声なのか働く社員の声なのか」動画の主旨によって、内容や構成がかわってきます。
- 商品を購入した理由
- 商品の使用感、使ってみた感想
- 満足していること
- 仕事内容
- 社員による志望動機
- 仕事のやりがい、今後の目標など
インタビューする内容をあらかじめまとめて、スタッフやインタビュー相手と事前に打ち合わせをしておけば、視聴者に伝えたいポイントを押さえた動画をスピーディーに制作できます。
まとめ
最近、動画サイトやSNSでもよく見かける企業動画。
今回は、企業担当者が手軽にはじめる動画制作として「企業の動画の種類や制作の難易度、どのような動画が社内でつくるのに向いているのか」を紹介していきました。
動画制作に慣れるまでは一つひとつに時間がかかり大変な部分もありますが、慣れてきたら動画制作の流れをマニュアル化してしまえば、制作スピードを大幅に短縮できるうえ費用も抑えることができます。
ぜひこの機会にチャレンジしてみてくださいね!
次は、動画の構成を考えてみましょう!
↓↓「2:集客動画の基本構成」へ進みます↓↓
[clink url=”https://fukuoka-doga-studio.com/video-production-2/”]