動画編集は独学でマスターできる【必要な3つのスキルと学習方法を解説】

動画編集スキルは独学でも身につけることができます。「YouTubeに動画をアップしたい」「副業で動画編集で稼いでみたい」というレベルであれば、独学で十分OKです。

最近はWebサイトやYouTubeなど無料で学べる動画編集の教材もたくさんあります。そのようなコンテンツを上手く利用すれば動画編集の基礎となるカットや効果音・テロップの挿入は、初心者でも簡単にマスターすることができますよ。

逆に「学習時間は減らして早く仕事がとれるようになりたい」「仕事の取り方を教えてほしい」という方は有料講座を受けることをおすすめします。お金はかかりますが、分からないところはすぐに疑問が解決したり、プロによる実践的な講習が受けられます。

自分が身につけたいレベルを考えて、学びかたを正しく選んでくださいね。

目次

独学で身につけておきたい動画編集スキル3選

独学でまず始めにつまづくのが、何から始めたらいいかわからない問題。そこで最低限身につけておきたい3つのスキルを紹介します。この3つを身につければ、そこそこのクオリティの動画を作ることができますよ!

カット

動画編集の中で一番最初にやる作業が「カット」。素材の中から必要な箇所だけを残し、使わない部分はバッサリと切っていきます。動画全体のテンポ感を決めたり、視聴者にとって見やすい動画にするための大切な作業です。

カット作業は使えない部分と使える部分を分けるだけの単純な作業ですが、「カットをするためには動画を見ないといけない=撮影分の時間」がかかってしまいます。戻って見直したりするとそれ以上にかかることも…。

  1. 編集時のことを考えて撮影をする
  2. ショートカットキーを使い倒す
  3. まずは不要なところを大きくカット
  4. 次に細かく不要なところを削っていく

以上の4つを意識して、
カット作業をスムーズにおこなえるようにしましょう!

テロップ

テロップは動画に合わせて文字入力をしていく作業です。字幕とは違い文字の「大きさ」「色」「動き」をつけたりすることで、視聴者の印象に残りやすく飽きさせない動画にすることができます。

テロップを入れる時に意識したいポイントは2つ。

  • 文字を詰め込みすぎない
  • テロップの色・フォント・サイズにこだわる

人が1秒に認識できる文字は4文字、1つのシーンで認識できる文字数は13文字程度と言われています。文章はできるだけ短く、重要な文字はしっかり強調して見やすいテロップを作るのがコツです。

クラウドワークスやココならでは、テロップ挿入のみの外注案件も多いです。テロップ入れを極めれば、副業として稼ぐこともできます。見やすい動画を作るためにもマスターしていきましょう!

効果音・BGM

効果音 ・BGMは、動画内に音声ファイルを入れる作業です。BGMや効果音を上手く使えると、動画のクオリティーが一気に上がります。

例えばBGMだと、アップテンポの曲を使えば明るく楽しい気分になりやすく、ゆったりとした落ち着いた曲を使えば安心感やリラックス感などが演出できます。

効果音は、目立たせたい場所に差し込むことで動画をより盛り上げることができます。緊迫感のあるシーンでは恐ろしい効果音を使ったり、失敗するシーンでコミカルな効果音を使ったりすると、視聴者が感情移入もしやすいです。

ただし効果音を入れすぎると、ごちゃごちゃしたうるさい動画にもなってしまうので要注意。視聴者を飽きさせない動画を作るためにも、「どこに音を差し込むのがベストか」をしっかりと見極めていきましょう!

独学で動画編集を学ぶ3つの方法

動画編集を勉強する3つの方法を紹介します。複数のやり方を組み合わせるのもアリなので、自分にあった勉強方法を見つけてくださいね!

YouTube

おすすめ度 ★★★★☆
難易度 ★★★★☆
初期費用 無料

YouTubeでの独学は、実際の編集画面を見ながら分かりやすく学べますが全体像を把握しづらいという特徴があります。そのため超初心者にはあまりおすすめできません。

YouTubeで独学するメリット

  • 無料で学べる
  • 実際の編集画面を見ながら学べる
  • 解決策を検索で探せる
YouTubeで独学するデメリット

  • 体系的に学べない
  • チャンネルによっては質がまちまち
  • 検索能力や情報の取捨選択が求められる

YouTubeでの独学は「今、自分が何につまづいているのか」「それを解決する検索ワードは何なのか」ココを明確にしないと答えはでてきません。つまり、検索能力や情報の取捨選択が求められるということ。

YouTubeでの独学は、動画編集をある程度かじった人がわからないところを補足するツールとしては非常に有益です。

おすすめ度 ★★★★☆
難易度 ★★★★☆
初期費用 1,000円〜

本での独学は、知識が体系的に身に付くので動画編集の全体像を把握するのに役立ちます。動画編集スキルゼロ、完全未経験から勉強するなら、まずは本を1冊買ってみるのをおすすめします。

本で独学するメリット

  • 一冊で体系的に学べる
  • 情報量の割に価格が安い(1冊1,000円〜3,000円程度)
  • 自分に合った教材を選べる
本で独学するデメリット

  • すぐに誰かに教えてもらえない
  • 実際の編集作業の動きが見えづらい
  • 効率やスピードに難がある

おすすめは本である程度の知識を入れたら、疑問点をYouTubeで検索をしていくことです。そうすれば実践的に学べ、より理解が深まります。

オンライン教材(有料コンテンツ)

おすすめ度 ★★★★★
難易度 ★★★☆☆
初期費用 約50,000円〜700,000円

オンライン教材は費用はかかるものの、体系的に効率よく学ぶには一番の方法。動画編集スキルゼロから最短で技術を身に着けたい人は、オンライン学習をおすすめします。

オンライン教材のメリット

  • 初心者から上級者まで幅広いカリキュラムがある
  • 講師に分からないところは質問ができるところもある
  • スマホでどこでも勉強できるから忙しい人におすすめ
オンライン教材のデメリット

  • 費用がかかる
  • オンライン環境でないと学習ができない

「モチベーション維持が不安」「効率的に勉強して早く動画編集で稼げるようになりたい」と思っているなら、オンライン教材を検討してみてもいいかもしれません。

YouTubeや本などでの独学を「地図」と例えるなら、オンライン教材は「カーナビ」のようなもの。地図だとその場その場で目的地や道の行き方を調べないといけないですが、カーナビだと指示に従えば最短距離で目的地(ゴール)に辿り着けますよ。

【結論】独学でも動画編集はマスターできる

動画編集で身につけたい3つのスキルとおすすめの学習方法について解説していきました。

まとめると、
YouTube、本、有料コンテンツを使いわけるのが独学で動画編集をマスターするベストな方法です。

  1. 本で体系的な基礎知識を学ぶ
  2. 実践的な操作方法に関してはYouTubeで学ぶ
  3. さらに伸ばしたい分野に絞ってオンライン教材を検討したり、得意分野を磨く

そうしていくと、動画編集者のスキルだけでなく仕事としてのクオリティも上がっていきます。自分が必要としているレベル感を考えて、学び方を正しく選択してくださいね!

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