イーコマース(EC)マーケティングを解説!マーケティングとの違い

ビジネスをされていれば「マーケティング」を知らない方はいないと思います。
イーコマース(EC)サイトの運営にも、マーケティングは必要です。

ただ、ECサイト運営のマーケティングは通常と別の「ECマーケティング」です。

[speech_balloon_right1 user_image_url=”https://fukuoka-doga-studio.com/wp-content/uploads/2022/03/フラット3.png” user_name=”フラット”]いつもの「マーケティング」と「ECマーケティング」って違うものなのでしょうか?[/speech_balloon_right1]

[speech_balloon_left1 user_image_url=”https://fukuoka-doga-studio.com/wp-content/uploads/2022/03/太郎社長.jpg” user_name=”太郎社長”]ECマーケティングは通常のマーケティングと違った視点が必要なんだよ![/speech_balloon_left1]

視点が変わることで、必要なポイントが変わります。
ポイントを外してしまうと、思ったような成果が出ずに苦しみます…。

今回の記事ではECサイト運営に必要な「ECマーケティング」について初心者にもわかるよう解説します。
ぜひ最後までご覧くださいね!

 

目次

ECマーケティングとマーケティングの違い

ECマーケティングは店舗の実態がない、オンライン上で行うものです。
そのため、以下3つの特徴があります。

<ECマーケティング3つの特徴>
・商圏範囲が全世界
・オンライン上での非対面接客
・アクセスデータが残る(分析できる)

そもそもマーケティングとは顧客について十分に理解し、顧客にあった製品やサービスが自然に売れるようにすることです。
そのため、商圏範囲が広がり、非対面での接客という環境の変化があるECサイト運営を通常のマーケティング手法で行うと失敗するのは明らかです。
ECサイト運営には、視点を変えたECマーケティングを行う必要があります。

 

①商圏範囲が全世界

ECサイトはネット環境さえ整えば、全世界からアクセスできます。
つまり、対象となる商圏の最大範囲は全世界です。

いきなりスケールの大きな話をしましたが、範囲は自分で決められるので、日本国内にとどめることもできます。
いずれにしても、リアルな店舗運営では考えられない商圏範囲が対象となるので考えることはたくさんあります。

【物流・配送ルートの確保】

通常は、仕入れ・梱包を店舗で行い顧客へ渡す、配達希望の場合は配送業者に依頼して商品を届けるという流れになります。
ECサイトの場合はリアルな店舗がないため、注文後の作業を行う拠点・仕組みを考える必要があります。
海外へ商圏を伸ばす場合には輸送ルートに加え、関税についても考慮する必要があるため、多少は輸入・輸出の知識も必要になります。

【海外の場合:通貨のレート・決済方法の確認】

通貨のレートを考えた金銭のやりとりが必要になり、決済方法も含めしっかり準備する必要があります。
金銭のやり取りは信用に直結します。
トラブルは避けたいところです。

【海外の場合:国に合わせた言語・文化などへの配慮】

国によって言語が異なるため、コミュニケーションを取るには商圏範囲に合う言語でコミュニケーションを取る必要があります。
国内と海外では好まれるデザインや表現の仕方が異なるため、売上につなげるにはこちらの調査も必要です。

 

②オンライン上の非対面接客

顧客への対応は全てオンラインです。
スマホやパソコンなどの端末からサイトへのアクセスすることが来店に該当します。
そのため、サイトの見やすさ・使いやすさ・表示のスピードの向上などが必要です。

顧客が店舗に入って行う、商品の選定・会計処理・お届け先・問い合わせなど全てが端末上で顧客自身が操作するため、これらの配慮を欠き、利便性が悪いと簡単に顧客は離れていきます。

 

③アクセスデータが残る(分析ができる)

店舗型では取得しがたい顧客データがECサイトでは取得することができるため、顧客取得・売上UPへの見直しがしやすいのが特徴です。

<ECサイトで取得できる主なデータ>
・どのような検索キーワードで店舗にたどり着いたのか?
・サイトを訪問した顧客のアクセス地域
・サイトの滞在時間
・購入するまでに閲覧した商品 など

これらの情報が商品購入に至らない場合でも取得することができます。

そのため
「なぜ購入されなかったのか?」
「購入に繋げるためにはどの部分を工夫すれば良いのか?」
検討する材料になります。

これらのデータをしっかり使って分析することがECサイト運営には必要です。
データ分析には色々ありますが、Googleアカウントがあれば無料で使える「Googleアナリティクス」もそのうちの1つです。

→Googleアナリティクスをチェックする

 

ECマーケティング3つの対策

通常のマーケティングと異なった視点が必要になるECマーケテイング。
「集客」「購入」「リピートユーザー」それぞれの対策について見ていきましょう。

①集客での対策

サイトへのアクセス数=集客数と考えて良いでしょう。
いかにしてサイトへのアクセスを集めるか、がポイントです。

よくあるのが検索画面・SNS・訪問先のサイトに表示される広告類です。
他にもアフィリエイターに依頼したアフィリエイト広告(成果報酬型)もコスト的にはおすすめです。

広告はバナーなどの静止画タイプもありますが、最近では動画タイプの広告をよく見かけます。

[speech_balloon_left2 user_image_url=”https://fukuoka-doga-studio.com/wp-content/uploads/2022/03/フッラト1.png” user_name=”フラット”]あとは、SEO対策も有効な手段の一つです[/speech_balloon_left2]

SEO対策とは検索エンジンで上位表示※させるための対策です。
※上位表示とはGoogleで検索をかけた時に、最初のページに表示されることです。

手法は様々ありますが、もっとも重要なのはGoogleの検索アルゴリズムに合わせユーザーの検索ニーズに応えているサイトです。
上位表示ができれば、サイトへダイレクトにアクセスが集まり集客率UPにつながるでしょう。

 

②購入での対策

購入に繋げるための主な対策です。

<主な対策>
・LP(ランディングページ)を整える
・商品検索が簡単にできる
・レコメンド機能をつける
・かご落ちを防ぐ

 

【LP(ランディングページ)を整える】

ECサイト訪問時の入り口となるのがLP(ランディングページ)です。
魅力的に見えることで、サイトからの離脱を防ぎ、購入につながりやすくなります。
商品や店舗についてががわかりやすく表示されているなど、見やすさも大切です。

【商品検索が簡単にできる】

商品数が多い場合は、目当てのものが見つけやすいよう検索機能を充実させましょう。
欲しい商品があっても、見つけづらいサイトではすぐに顧客が離脱します。
検索窓やカテゴリー別表示など工夫すると良いでしょう。

【レコメンド機能をつける】

自分の検索・閲覧した商品と関連性の高いものを表示させる機能です。
他の人が見た商品・よく一緒に買われている商品など、関連付けた表示は購入率UPに繋がりやすいです。
大手ECサイトを利用された時、表示にすすめられうっかり買ってしまった経験、皆さんもあるかもしれませんね^^

【かご落ちを防ぐ】

商品をカゴ(カート)に入れたまま、購入に至らず離脱されてしまうケースです。
原因は色々と考えられますが、送料が高すぎた・配送日が遅い・支払い方法が合わないなどが挙げられます。
よく売れている商品と比較したり、サイトを顧客視点で見直すなど対策を講じる必要があります。

 

③リピーターへの対策

リピートユーザーを増やすことは長期的な売り上げに繋がります。
サイトを繰り返し利用してもらうために、クーポンの配信・会員登録された方へ特典をつける・メルマガ送信などアプローチ方法を考えましょう。

 

ECサイトは全世界へ展開可能!それに合わせたマーケティングを考えることが必要です。

ECサイトはオンライン上でのサービス・商品提供になるため通常のマーケティングとは違った視点で行う必要があります。
規模にしても全世界を相手に展開ができますし、集客方法もオンラインを活用した手法に切り替える必要があります。

ECサイトでは顧客が自身で商品の選択から決済まで行うため、接客としてはこちらのシステム整備が必要になります。
気軽に商品購入ができるECサイトですが、少しでも使い辛さや不具合があると顧客は簡単に離脱します。
集客はもちろんですが、サイトを訪問してくれた顧客を購入まで繋げられるような工夫も必要になります。

今後、ますますECサイトは増えてくるでしょう。
他のECサイトに埋もれないよう、しっかりとEC版マーケティングを学び成果に繋げましょうね!

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