パソコンやスマホから撮った映像をリアルタイムに届ける「ライブ配信」。
最近では、ライブ配信を社内の情報共有やコミュニケーションツールとして活用する企業が増えています。
ライブ配信は多様な働きかたに柔軟に対応したり、今まで1つの会場でおこなっていた会議や研修などの人的・時間的・物理的コストの削減ができるといったメリットがあります。
一方で、途中で映像や音が途切れるなど配信不具合が起こりやすく、環境整備を整えたり、重要な会社のデータが外部に漏れないようにセキュリティ対策が必要です。
そこで今回は、社内におけるライブ配信の利用シーンと注意点について紹介していきます。
この記事がライブ配信を導入するかどうか迷っているあなたの参考になれば幸いです。
社内におけるライブ配信の利用シーン
まずは、社内でのライブ配信がどのようなシーンで効果的なのかを見ていきましょう。
経営トップメッセージ
社長の考えや経営層の思いを一部の社員だけでなく全社員へライブ配信することで、社内での認識のズレを防ぐことができます。
録画データを活用すれば、リアルタイムでライブ配信を視聴できなかった人も後から観ることができたり、途中入社の研修時に視聴してもらう、などの活用も可能です。
また社員だけでなく、パートやアルバイトスタッフにまで経営層の考えや思いがきちんと伝わることで、情報共有の質が向上したり、プラスアルファの効果も考えられます。
社員総会などの社内イベント
ホテルやオフィスなどの会場に全社員が集まって行われることが多かった社員総会や社内イベント。
こちらもオンラインに切り替えることで、時間と場所が制限される通常のイベントとは異なり、企画の幅が広がります。
例えば、海外にある支店と中継を繋いだり、育児や介護で休職中の社員が気軽に参加できる交流会なども開催できます。
オンラインイベントは人数が多くなればなるほど、自分が参加している感が希薄になりがちですが、機能を上手く工夫すれば視聴している従業員もより楽しめるコンテンツになります。
例えば、
- 参加者の顔が一覧できる「ギャラリービュー」表示にする
- 参加者をグループ分けできる「ブレイクアウトルーム」を作る
- チャットやコメント機能を使って、視聴している従業員も楽しめるコンテンツにする
などなど、いろんな人のリアクションを感じられるようにすることで一体感が生まれ、見ている人の参加意識も高まります。
社内トレーニング・研修
社内トレーニングや研修をライブ配信にすることで、タイムリーに多数配信することが可能です。
- マニュアルをわかりやすい動画にすることで全社徹底することができる
- 学習機会を自由に設定できる
- 繰り返し実施している研修コストが大幅に削減できる
などの効果が期待できます。
録画データを活用すれば、視聴側も空いた時間に見られるため教育がより受けやすい環境になります。
社内会議
会議のためにかかっていた移動時間・金銭コストもライブ配信に切り替えることで、ムダが解消され会議自体の質がアップします。
店舗を運営している会社の場合、会議に出席するために社員や店長は店舗を空けるケースが多かったり、移動に時間がかかるため会議を気軽に開催できないなど、頻度に制約がありました。
ライブ配信に切り替えることで、これらの時間や場所の制限がなくなります。
その結果、
- 定例会議以外にも思い立ったらすぐに開催できる
- 意思決定スピードがアップする
- 今までは共有したい情報を伝えるのに時間がかかっていたことも、よりスピーディーな情報共有ができる
などのメリットがあげられます。
新商品説明会
今まで「対面式」でおこなっていた新商品やサービスの説明会をライブ配信にすることで、営業拠点、代理店に最新の情報をスムーズに伝えることが可能です。
チャット機能を活用すれば、双方向でのコミュニケーションもとることができます。
- 営業員への教育、育成
- 既存販路の活性化
などなど、商品やサービスへの価値や理解力を深め、効率的に伝えることが可能です。
ライブ配信を導入する際の注意点
最後に、ライブ配信を導入する際に気をつけておきたいポイントについて解説していきます。
セキュリティ面
社内向けの動画配信をおこなうときは、社外の人には出してはいけない会社の重要な情報や技術が含まれています。
そのためライブ配信を導入するときは、パスワードを設定して閲覧制限をかけたり、ワンタイムURLの設定など自社でのセキュリティ対策が必要です。
また、セキュリティに重点を置いたサービス会社を選ぶこともおすすめします。
セキュリティ対策を十分にしていないと第3者による、
- 貴重な映像や資料の不正ダウンロード
- 違法コピー
- 盗聴
などの被害にあうケースが多いです。
ライブ配信サービスによっては、セキュリティの強度によって費用が発生するものもあります。
社内でどこまでのセキュリティレベルを必要としているのかを考慮した上でサービス選定をしてください。
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配信・受信の環境は整っているか
ライブ配信は「安定性」が重要なポイントです。
途中で配信が途切れたりパソコンが固まってしまうと、参加者の集中力が切れてしまうので「安定性」はしっかり確保しておきたいところ。
そのためには、パソコンになるべく負荷をかけない工夫が重要になってきます。
- Wi-Fiではなく有線につなげる
- 外付けのマイクを使用する場合は、ハウリング対策をする
- 配信するパソコン内の重いプロセスは閉じる
など、安定した通信ができるようなネットワークやパソコン環境が重要です。
配信環境を整えて有益なライブ配信を!
今まで対面式でおこなっていた社内会議や研修をライブ配信に切り替えることで、時間とコストを削減しつつ、よりスピーディーな情報共有ができるようになります。
また録画データを活用すれば、リアルタイムで参加できなかった人が後から観れたり、繰り返しみることで理解も深まります。
しかし社内の重要な情報を扱うケースも多いため、ライブ配信を導入する際はセキュリティ面には十分に注意していきましょう。
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