イーコマース(EC)とは?基礎知識と市場の注目度を解説

皆さん、こんにちは!
いきなりですが「イーコマース」って何かご存じですか?
実は、知らないうちに利用されている方も多いんじゃないかな?と思います^^

それくらい、すでに私たちの日常では当たり前になっているモノです!
本日はこのイーコマースって何?」について、取り上げます。

[speech_balloon_left2 user_image_url=”https://fukuoka-doga-studio.com/wp-content/uploads/2022/03/フッラト1.png” user_name=”フラット”]イーコマースの基礎知識から今後の動向も踏まえて解説しています。[/speech_balloon_left2]

目次

イーコマースとは?一言で言うと「ネットショッピング」

イーコマース(EC)はElectronic Commerce(電子商取引)のことで、インターネット上で商品やサービスを取引・決済することを指します。
身近なもので言うとamazonや楽天などのネットショッピングもこちらに該当します。

イーコマースの大きな特徴は、販売者側としては店舗を持たずにビジネスができ、消費者側もいつでも好きな時に家にいながらにしてショッピングを楽しむことができるなど双方に多くのメリットがあることです。

イーコマースの市場規模

オンライン化が進む中、イーコマースの市場規模も拡大傾向です。
こちらはBtoC(企業 対 消費者での取引)イーコマース市場の推移です。
2010年から右肩上がりに成長し、10年で2.5倍の規模に拡大しました。

→こちらの章の引用サイト:電子商取引に関する市場調査の結果を取りまとめました(経済産業省HP)

[speech_balloon_left2 user_image_url=”https://fukuoka-doga-studio.com/wp-content/uploads/2022/03/フッラト1.png” user_name=”フラット”]B to Cについては後の記事で詳しく解説していマース!
最後まで見てね![/speech_balloon_left2]

【分野別の市場規模と構成比率】

イーコマース市場の分野は3つに分かれており、物販分野の規模が約半数と最も大きくなっています。

<イーコマース市場の分野>
・物販分野   :52%
・サービス分野 :37%
・デジタル分野 :11%

<物販分野の特徴>
物販分野で最もイーコマース化が進んでいるのが「事務用品、文房具:41.5%」で、次いで「書籍、映像・音楽ソフト」「生活家電、AV機器、PC・周辺機器等」がそれぞれ35%程度です。
今すぐ欲しいものがその場で購入出来たり、持ち運びに苦労するものが自宅まで配送されると非常に助かるものが多いことが特徴です。

[speech_balloon_right1 user_image_url=”https://fukuoka-doga-studio.com/wp-content/uploads/2022/03/フラット3.png” user_name=”フラット”]こういったサービスを扱う、もしくはすでに扱っているのであればイーコマース化も視野に入れると良いのではないでしょうか[/speech_balloon_right1]

<サービス分野の特徴>
サービス分野では「旅行サービス」が約50%を占めていました。
ただし現在はコロナの影響もあり、今後は他の市場が伸びてくる可能性があります。

<デジタル分野の特徴>
デジタル分野では「オンラインゲーム」が約60%を占めていました。
次いで「電子書籍・電子雑誌」が15%となっています。
しかし、市場の伸び率を見ると最も大きく成長したのが「有料動画配信」で62.76%です。

[speech_balloon_left2 user_image_url=”https://fukuoka-doga-studio.com/wp-content/uploads/2022/03/フッラト1.png” user_name=”フラット”]分野の中では10%とまだまだ小さい割合ですが、伸び率を見ると今後注目すべき分野ですね![/speech_balloon_left2]

 

今後の展望を考察

イーコマースの市場は今後も拡大することが予想されます。
市場が成長してきた背景には、様々な年齢層でのスマホ普及率・急速なオンライン化が考えられます。
今後もこの傾向は衰えることなく増加が予想されるため、更なるイーコマース市場の成長も期待できるからです。
また、インターネット上の取引ですので、国内だけでなく海外へ市場を広げることも可能です。

 

イーコマースの取引の種類

取引相手によって取引形態が異なります。
それぞれの分野で代表的な企業・サービスも挙げてみましたので参考にして下さい。

企業 対 企業(BtoB)

BtoB(business to business)のことで、企業間での取引形態です。
よくあるパターンは卸売業者と企業との取引です。
代表的なのは文房具用品を扱うアスクルや工具販売会社のモノタロウが例に挙げられます。
これらの企業は「いつでも」「どこからでも」注文ができるイーコマースのメリットを上手く生かしたサービスやサイトの設計を行っています。

企業 対 消費者(BtoC)

BtoC(business to consumer)は「企業 対 消費者」の取引形態です。
楽天やがこれに該当します。
「インターネットショッピング」と言えばこちらを想像される方が多いと思います。
自身でサイトの構築を行わずとも、こちらのネットショップへ出品することで商品を販売することが可能になります。
手軽に始めるのであれば、まずはこちらがおすすめです。

消費者 対 消費者(CtoC)

CtoC(consumer to consumer)は消費者間での取引になります。
メルカリやラクマなどのフリマアプリが代表的な例です。
金銭や商品の受け渡しを含む取引上でのトラブルを避けるために、メルカリやラクマなどのサイトが仲介に入ることでスムーズな取引が行われています。
販売者・購入者の双方の個人情報を伏せたまま取引ができるのもメリットの一つです。

 

「イー(E)コマース」と「エム(M)コマース」

イー(E)コマースと似た言葉でエム(M)コマースという言葉があります。
このエム(M)コマースは「Mobile Commerce」の略です。

スマホやタブレットなどの端末を使ったインターネット上での商品もしくはサービスの取引・決済を指します。

エム(M)コマースは携帯している端末から取引ができるため、いつでもどこでもネットショッピングなどを行うことができます。
携帯電話の回線やwifiなどからアクセスができるため、非常に便利です。

特にB to Cでの取引では2018年時点で39.31%の方がスマホからネットショップへアクセスされており、今後もさらに成長が見込めます。
そのため、パソコンからのアクセスだけでなく、スマホなどの端末からのアクセスも想定したサイト作成が必須となるでしょう。

 

まとめ

イーコマースとはネット上での商品・サービスの取引・決済のことで、ひと言でいうとネットショッピングです。
市場の動向的には今後、ますます成長すると予想されます。
また、スマホからアクセスされる「エム(M)コマース」ではいつでも、どこからでもサイトにアクセスができネットショッピングが可能です。
こちらの市場も拡大傾向なため、イーコマースの取引ではスマホからのアクセスも想定し、サイト作成を行う必要があります。

「イーコマース」という言葉を知らなくとも、知らない間に利用されている方もいるかもしれません。
恐らく言葉としては、これから認知度が高まっていくのではないでしょうか。
今回の記事が「イーコマース」とはどのようなものか?を知るきっかけになれば幸いです^^

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